博報堂コンテンツファン消費行動調査

カテゴリー別レポートのご紹介

音楽/タレントの消費行動調査のご紹介

音楽作品に関する行動においては、「YouTubeでの楽曲の視聴」の利用率が最も高く、音楽利用層全体の約8割もの人が利用している。次いで「地上波テレビ放送の音楽番組での視聴」、「音楽CDの入手」の順で利用率が高い。
年代別にみてみると、10代・20代の若年層では「カラオケ利用」、「ニコニコ動画での楽曲の視聴」の利用率が高く、50代・60代の高年層では「地上波テレビ放送のライブ・コンサート番組での視聴」、「地上波以外のテレビ放送の音楽番組での視聴」の利用率が高い。

音楽について参考にしている情報源は「テレビ番組」が最も高く、音楽利用層全体の約半数が情報源としていることがわかる。
年代別にみてみると、高年層よりも若年層の方が様々な情報源項目に反応しており、特に「YouTube」、「ニコニコ動画」、「Twitter」は音楽利用層全体と比較して若年層は参考にしている傾向が高い。また若年層は、その他にも「2ちゃんねる・2ちゃんねるまとめサイト」、「NAVER・NAVERまとめサイト」、「LINE」などのスコアも高く、WEBメディアを音楽の情報源として利用していることがわかる。

好きな音楽ジャンルで「邦楽」と「洋楽」を比べてみると、全体的に邦楽の方が好まれていることがわかり、唯一60代のみ「洋楽」のほうを好んでいることがわかる。
より細かく音楽ジャンルの好みをみてみると、「J-POP」が圧倒的に高く、音楽利用層全体の約75%が好んでいる。年代別にみてみると、若年層は「アニメソング」、「ゲーム音楽」、「声優」のジャンルを好んでおり、高年層は「クラシック」、「ジャズ」、「歌謡曲」、「演歌」を好んでいる違いがある。

タレントのファン構造を分析してみると、タレントは興味層・利用層・ファン層・支出層のファン構造4分類すべてにおいて女性の比率が高い。
特に10代・20代の若年女性が多く存在していることが確認できるが、若年女性だけでなく、中高年女性のファン層や支出層もある一定量存在していることがわかる。

タレント利用層全体のタレントに関する行動は、「ファンである人やグループに関連したテレビ番組の視聴」、「ファンである人やグループのPC公式サイトの利用」、「ファンである人やグループに関連した雑誌・新聞記事の購読・閲読」の順で利用率が高い。
年代別にみてみると、10代が全体的に様々な行動項目に高く反応しており、特に「グッズ購入」や「ネットサービスの利用」などの行動項目の利用率が高く出ている。

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